F1ヨーロッパGP

今回はフリー走行から通してフェラーリが好調そうだなと思ってたのですが、前回のサンマリノに続いてフェラーリシューマッハがポールスタートのアロンソをピットストップで逆転して連勝しました。
今回のレースも前回に続いてレース中最初から最後まで目が離せない状態だったので、メチャメチャ楽しかったです。
それにしてもシューマッハは流石です。二回目にアロンソがピットインしてから、自分のピットインまでの数周はファステストラップ連発で確実に1分32秒を刻んできましたからね。勝負どころを知ってて、尚且つそこでちゃんとタイムを出して来るとは。アロンソが凄い凄いと言っても、まだまだこの人には敵わないんじゃないですか?
そして、ようやくフェラーリが完全復活みたいですね。開幕からずっとルノーが強さを見せ付けて、2004年のフェラーリ状態になるかと思いましたが、これでようやく王者ルノーVSフェラーリって形ができました。F1にしても他のスポーツにしても1チームだけダントツに強いと面白くないですからね〜。
対して、マクラーレンはまだまだマシンが苦しいようです。ライコネンは一応2位3位と僅差の4位には入ってますが、上位2チームの戦闘力とは差があるように思います。もう少し調子が上がってきて、3巴の争いになってくれれば毎回のレースにしても、チャンピオンシップにしても、もっと面白くなるんですけどねー。
そして日本勢は相変わらずパッとしませんよね。トヨタはラルフは11番手スタートからがんばってましたが、後半でリタイア。トゥルーリは今回も序盤はいい位置にいたのですが、いつの間にか下位に沈んで結局ノーポイント。今シーズンは全然なので、そろそろ目立った活躍をしないと解雇されそうです。
ホンダはバトンはいつも通り運のなさを見せ付けてましたね〜。F1ドライバーにとって運も実力の内ですから、この人はこのままいくと本当に優勝できないんじゃないかと思います。そして、フジテレビの紹介の時に予選マイスターって言われてたのには思わず笑ってしまいました。バリチェロはようやくチームに馴染めてきた感じですよね。でも、これやったらバトンと比較して佐藤琢磨選手でもそんなに変わらんかったんちゃうかなって思います。
スーパーアグリは序盤の混乱の中で琢磨選手が14番手ぐらいまできてましたが、カメラにほとんど映ることなく、映ったのは後はリタイアの時だけ。早くニューマシンの投入が待たれます。

次はアロンソの母国スペインGP。アロンソとしては母国でもあるし、フェラーリの3連勝はなんとしても阻止したいはず。次も非常に楽しみです!